立法府の動き

現在、第177回国会(常会)が開かれている最中である(会期:1/24〜6/22)。
衆議院ホームページのトピックスの欄に、「第177回国会国家基本政策委員会合同審査会(党首討論・第3回)(平成23年6月1日)」が掲載されている。映像だけで約1時間。これを見て、要点を拾って...という作業をしていると、自分の生活時間が削られる。さわりの部分だけみると、野党は「菅首相は国民から信頼/信用されていないから辞めよ」と言っているようである。でもこの論理でいくと、菅さん以外の人が首相になっても、例えば谷垣さんが首相になったとしても、野党から「谷垣首相は国民から信頼/信用されていないから辞めよ」と言われる可能性はある。互いにそれをしあうのであれば、水掛け論になる。常に国会が機能しなくなる可能性がある。従って、このような野党の物言いは国会の信頼を下げるものである。結果的に、行政府としては、立法府を軽視せざるを得ない状況に至る。