百人一首で「らむ」を使っているものを洗い出してみる。
- 住の江の 岸に寄る波 よるさへや 夢のかよひ路 人目よくらむ
- 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ
- みかの原 わきて流るる いづみ川 いつ見きとてか 恋しかるらむ
- 久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ
- 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ
「らむ」は、とりあえず「のだろう」と訳しておけばよいのだろうか?
(ちなみに、「よいのだろうか?」を古語訳すると、「よかるらむ」になる。)
「(なぜ)〜のだろうか?」1,3,4,5番
「(だから)〜のだろう。」2番